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2006/08/25

ヨーロッパでの日々 スペイン ①

さてさて、ようやく辿り着きました、今回の旅の最終目的地、スペイン バルセロナに。今回の旅はどのフライトもパリを拠点にしていたので、アテネ→ローマ→パリ→バルセロナと乗り継ぎが実に多かったのですが、またしてもパリ シャルルドゴール空港でちょっとしたトラブル発生。

思い返せばパリに来るたびに、必ず一度はトラブルに見舞われる私。5日後にアメリカに帰るときには何も起こらなければいいけど。。。

誰かの手荷物をAir Franceが紛失してしまったとのことで、1時間並んで次にようやくチェックインというところで、全員空港退去命令。娘はお腹が空くし、眠いしで機嫌悪いし、夫はそもそも時間に追われるとピリピリしてしまう人なので、輪をかけてイライラしているし、私は私でまだ体調が回復しておらず調子悪いし、あー、やっぱりパリは避けるべきだった、とパリ嫌いにさらなる拍車が。

結局1時間半ほど遅れたものの、飛行機には無事乗ることができ、夕方6時頃にホテルに辿り着けました。

バルセロナはとぉっても治安が悪いと聞いていたので、「日が沈むまでに」と水やらなんやら大急ぎで買い込み。幸いにもホテルから徒歩1、2分のところにVegan shop&restaurantがあり、朝食用のシリアルやらパンやらを無事入手。

しかし、スペインも英語が通じません。。。私もスペイン語は全く分からないのでとりあえずメキシコ人の知り合いに教えてもらった"Gracious"と"Hola!"を連発してなんとか乗り切る。ふーっ。

翌朝から早速観光へ。でも溜まり溜まった疲労と酷暑で朝からかなりグッタリしていたので「とても治安が悪い」らしい地下鉄は避けて、乗り降り自由の観光バスに乗ることに。

サグラダ・ファミリア、グエル邸。。。 今でも世界中から賞賛を浴びているCatbcnsagrada11132x164これらの建築物。サグラダ・ファミリアは、とても教会とは思えないほど芸術的で遊び心にもあふれ、かつとても斬新な「作品」。ガウディはこの教会に生涯を捧げたとのことですが、自分の人生を捧げたものが、ずっと後世まで、多分この世の果てまで人々を惹きつけるとことができるなんて、なんて素晴らしい人生。生涯を捧げるほど熱中できること、それを見つけられること自体、多分すごい人だったのだと思います。

Theaterpalau バルセロナは他には世界遺産にも指定されているカタルーニャ音楽堂やウォーターフロントエリア、ピカソ美術館、モンジュイックの丘などを一通り観光してきました。

バルセロナは町全体が「芸術作品」という印象で、いたるところにオブジェがあったり、歴史的建築物があったり。ヨーロッパには当然なのですがとても長い歴史があります。本当にヨーロッパって、各国間でとても強い個性の違いがあるし、長い年月をかけて丁寧に、ゆっくりと、築きあげてきた歴史の重みを感じさせます。特にアメリカと比較すると。

Montserrat1 最後にバルセロナから電車で1時間ほどのところにある「モンセラット」というところに行ってきました。「モンセラット」とはスペイン語で「のこぎり山」という意味だそうで、その名の通りとてもユニークなゴツゴツした岩山に囲まれたカタルーニャ人の聖地だそうです。このヘンテコな岩山をみてガウディを含む多くの歴史的芸術家たちがインスピレーションを受け、たくさんの素晴らしい作品を生み出したのだそう。

私はそこまでArtisticな才能はないのでインスピレーションとまではいかなかったけれど、ここを訪れた時に強く感じたのは「自然にはかなわない」ということでした。

雨や風だけでこんなに個性的な作品を作り上げてしまう自然はすごい。逆に言うと、自然の流れに身を任せているだけで、この岩山のように自分の中の「秘めたパワー」や「隠された魅力」みたいのが引き出されていくのなら、自然の流れに逆らわず、誰かの真似でもなく、人に言われたからでもない、自分というものを知ることができるのかもしれない、と感じました。そしてその奥底にある自分というものに気がついた時に、人間は最も光り輝くことができるのかもしれない、とも。

思えば私はたくさん無理してきました。すぐ人の意見に左右され、自分というものを全く見失っていた。あれがいいといわれればそれを試し、このほうがいいといわれれば今度はそれを試し、さらにさらに、肌はダレソレのようにキレイで、髪は別のダレカのようにサラサラで、性格はまた違う誰かのようにいつも明るく元気いっぱいじゃないとダメ、みたいなつぎはぎ状態。

この岩山はそんなことを私に考えさせました。これからは、この岩山のようにヘンに、ムダにジタバタともがき苦しまない人生を歩んでいきたいな、と思いました。

スペイン編 ② へ続く

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