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2006/04/27

アツリョク

「圧力鍋」、英語名は「Pressure Cooker」。

プレッシャークッカー・・・。なんてズ~ンとくる名前!

ここ数ヶ月くらい、暑さ+陽性過多のため玄米はほぼ毎日土鍋炊き。豆類も黒豆を除いては、全部土鍋でコトコト煮てました。おかげでウチの可哀想なフィスラーのお鍋はちょっとホコリをかぶりつつありましたが。時間はかかるけど、火をつかう時間は結果として長くなってしまうけど、なんとな~く深い理由もなくそうしてました。

そして最近気がついたこと。

あれ?食べる量が減ったかも?!

あれ?甘いものへのクレービングも減ったかも??

「圧力鍋」と「過食」、「甘いものに対する欲求」の因果関係は自分では気づいてなかったけど、どこかのサイトで見つけた一文に、ものすごおく納得してしまいました。曰く、

「圧力をかけるという超陽性の調理法を毎日、長い期間続けていると、体が超陽性に傾き、結果として過食や甘いものへのクレービングへとつながることが多い。食材だけでなく、調理法についても、多種多様なスタイルをとりいれていくべきである。」

私のアメリカ版マクロの「参考書」の著者、Jessica Porterさんも言ってました:

「プレッシャーをかけた食品を口にする、ということは体にプレッシャーをかけること。」

「電気製品を使った食品は、体に電気を通すということ」

「石のように硬いもの(クラッカーなど)を食べることは、体を石のように硬くするということ」

マクロって実は単純明快なことなのかも、それをいちいちややこしく考えすぎているだけなのかも・・・。

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2006/04/25

"Non Credo"本編 その②

その①の続き、ナゾの栄養素「ビタミンB12」について、今までに私が得た情報をまとめたいと思います。

1.ビタミンB12とは?

ビタミンB複合体の一つでコバルトを含むことから、コバラミン(Cobalamin)とも呼ばれる。バクテリアによって分解され、特に肉、卵、乳製品に多く含まれる。ビタミンB12の主要な働きは、1)赤血球の生成 2)神経組織を正常に保つ 3)子供の成長 4)DNAの細胞分裂を促進する、ことである。

2.ビタミンB12が不足すると何が起きるのか?

ビタミンB12が不足すると、DNAの生成が正確に行われなくなり、メガロブラスト(Megaloblasts)と呼ばれる異常細胞が発生。結果、血液中にホモシステイン(Homocysteine)と呼ばれる物質が大量に発生する。この血中ホモシステイン値が上昇すると、心臓発作や脳溢血、さらに骨粗相症やガンなどの発症につながると報告されている。

3.ビタミンB12は植物性からは摂取できないのか?

バクテリア(=動物)が介在している発酵食品(テンペ、納豆、味噌、しょうゆ等)、さらに海藻にもビタミンB12に酷似した物質が存在しているが、最新の研究結果では、それらはビタミンB12ではないと発表されている。(自家製手作りテンペには存在しているらしいですが・・・)

4.マクロの食事ではビタミンB12は十分ではないの?

1991年にボストンとミドルタウン(コネチカット州)のマクロコミュニティーでビタミンB12レベルのテストが行われ、その結果、テストを受けたマクロビアンの多くはビタミンB12レベルが正常より低いことが示された。その他の調査でも、動物性を摂取しているグループと、摂取していないグループとでは、血中ホモシステイン値に大きな差があったと報告されている。(前者は低く、後者は高い)

ほ~・・・。そうなんだ~。

でも日本にいてマクロを長年していて(または厳密な穀物菜食で生まれ育って)ビタミンB12が不足して病気になった例って聞いたことないんですが、隠されているんでしょうか?それとも日本人にはビタミンB12を自然に合成するなにかヒミツがあるんでしょうか?ちなみにヨーロッパでも似たようなテストが行われ、特にオランダで著しいビタミンB12の低下が示されたそうです。(ベルギーやイタリアではそれほどでもなかったとか)

ちなみにビタミンB12の少量は主に肝臓で貯蔵されることができ、血中レベルが不足すると胆汁から分泌され、再び腸で吸収する、という自然なリサイクルシステムが存在しているそうです。なので、大人になってVeganになった場合、腸がパーフェクトに機能していれば、2~30年、あるいはそれ以上の期間ビタミンB12欠乏症にはならないこともありうるそうです。

が、基本的にアメリカではVeganの人には皆なんらかのサプリメント、あるいはビタミンB12が補強された植物性食品(主にシリアル)の摂取が薦められています。エデンのエクストラソイミルク(Edensoy Extra Soymilk)にもビタミンB12が入っています。

まあでも、Notmilk.comというサイトでは、「別にサプリメントを摂らなくても、オーガニックのニンジンを買ってきて、洗わずに泥つきのまま食べれば、自然にバクテリアを口にすることになるから心配ない」とかも言ってますけど。それもねぇ・・・。

「心配なら血液検査を受けてチェックすることをお勧めする。」と書いてあったので、そのうち検査を受けてみたいと思ってます。私自身はあまり心配はしていないのですが、娘のことが少し気になるので。今度からテンペは自分で作ろうかな。

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2006/04/19

"Non Credo"-本編 その①

「マクロをしているから、ちょっとくらい無理しちゃってもヘーキ」と思ったことはありませんか?私は結構あります。結果、体調を崩したことも何度かあります。それでも「あ、これは排毒だからまだまだヘーキ」と信じ、カラダを酷使続けたことも。

今まさにそんな状態です。先週、真夏日が続く中、午前、午後、夕方と用事を入れてドタバタ動き回り、ゆっくりお料理する時間もないので(かつ玄米を食べたくなかったので)、毎日そうめんだのライスサラダだのを食べた結果、両手首にミョーな湿疹があらわれ、ちょっと反省してます。

そんな自己反省中に、イギリスの「The Macrobiotic Guide」からニュースレターが届きました。アメリカで超ご活躍中のChristina Pirelloさんの体験記です。Christinaは数冊のレシピ本の著者で、テレビにも出演されており、サマーカンファレンスなどにも参加されている、「Whole Foods Cooking」界での有名人のお一人です。

Specials2

マクロをはじめて15年目、これ以上働くのは人間のキャパの限界を超えるだろうほどの超多忙を極めていたある日のこと。突然、後頭部にアイスピックをつきつけられたようなするどい痛みが走ったそうです。病院での検査の結果、「脳幹動脈瘤出血」と診断され、愕然としたそうです。「マクロをしっかりやってきたのに、なぜ??」

もともと10代の頃からベジタリアンだった彼女は、動物性食品はもちろん、タバコ、コーヒーも摂らず、オイルも塩分も少なめ、という「標準的ガイドライン」に沿った食生活を送ってきたそうです。なので脳溢血の主要原因とされている「高脂血症」、「血流障害」などの症状は全くなく、医師達は首をかしげるばかり。さらに出血も自然にとまり、医師達の困惑は深まる一方。

ある日、医師達はとてもハッピーな表情でこの「ありえない」脳溢血患者のところにやってきました。さらに精密な検査の結果、「極度のビタミンB12欠乏症」であることが判明。原因がわかってようやく安堵した医師達とうらはらに、Christinaの「なぜ??」の追求が始まりました。

ビタミンB12、「セルフヒーリングクックブック」ではこの栄養素についての記述がありますが、日本ではあまり日の目をみない栄養素の一つという感じがします。でもアメリカでは広く知られているようで、私が「ウチの娘と私はVeganです(夫は外出時に動物性をいただくこともあるので)。」と言ったら、「ビタミンB12に気をつけて」という反応が何度か返ってきました。

じゃあビタミンB12って何?不足するとどうなるの??

私も詳しくは知らなかったので、いろいろ調べてみました。が、長くなってしまうので、本編その②でご紹介したいと思います。

Christinaのその後の対応としては、

①ビタミンB12を補うある種のサプリメントを摂る(ビタミンB12は動物性のものにしか存在しないと報告されているので。詳しくは②にて。)

②オイル、塩の使用量を増やす

③働きすぎない、適度に休む

この3つを継続し、現在では再び健康で適度に忙しい毎日を送っているとのことです。

そこで思ったのが"Non Credo"です:

①「標準的ガイドライン」が万人にとっての「病気にならないための食生活」ではない、ということ。各個人が自分にとっての「ガイドライン」をみつけ、作り上げなくてはならない、ということ。

②マクロを実践していても(長期でも短期でも)、病気になる可能性はある、ということ。

③自分の体を過信しない,、ということ。

私も先日、ヨガの先生に「あなたはとても柔軟で一見強そうだけど、実はとても脆いところがある。スタミナも足りないし、全体的にパワーも十分じゃない。」と言われました。数回しか会っていないのに、なぜそこまでわかるの??

でもその通りなんです。無理が続かないんです、昔から。だから夜はしっかり寝ないと体力が回復しないし、たまには家でゆっくり読書とかしないと、精神的にも参ってしまうんです。その先生のお言葉で、「マクロをしている自分のカラダを過信するのは止めよう」と気づかされ、今週は(もう水曜日ですが)ややスロースタートでゆるゆるとすごしています。

Christinaと私の「多忙」では天と地ほどの差があるけどね、一応ピンとキリの例を挙げてみました・・・。

ちなみにChristinaのホームページ(Christina Cooks)があるので、ご興味があれば覗いてみてくださいね♪

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2006/04/15

"Non Credo"-予告編

最近、「マクロと栄養素」についていろいろと考えることがあり、そんな時にちょうどうよくイギリスの"The Macrobiotic Guide"からある栄養素をテーマにしたニュースレターが届きました。そこから派生して、またまた新しいマクロ系サイトをみつけたり、またまたさらに新しい情報を得たりして、「あ~、ブログに書きたい」と思いつつ、すでに1週間が経とうとしています。

そう、キーワードは「Non Credo」なんです。

・・・が、しかし、連日30度を超す夏日の中、ほぼ毎日お弁当を持ってピクニックだのハイキングだのに行っており、夜はもうグッタリして速攻寝てしまってます。そして朝まで爆睡。この陽性の環境の中、陽性の生活形態で、さらにズッシリと重い陽性の記事を書く気になれず、時だけが過ぎていく今日この頃です・・・

週明けは雨になり、気温も少し下がるらしいので重~い記事はそれまでとっておくことにします。以前、どこかで「陰性が3つ以上重なると必ず病気になる」という文章を読んだ記憶がありますが(出処は全く覚えてないです、スミマセン、無断転載で。)、陽性が3つ以上重なるとどうなるんでしょうね?って、いうかもうすでに3つ以上重なっていた日もあり、そんな日は玄米を全く受け付けず、イラつきやすくはなったけど、特に体調を崩したりはしなかったかな?秋口にドカンとくるのかもしれないけど(怖)

今日は家から車で15分くらいのところにある州立公園に、主人の知り合いのアメリカ人ご夫妻と一緒にピクニックに行ってきました。彼らも「Semi-vegan」で、地元のCo-opマーケットのオーナーだそうです。「鳥の鳴き声でなんの鳥かわかる」、「このツタは毒があるから触らないで」、「この草はサラダにして食べるとおいしい」、等々、自然に育つ植物を愛し、いただき、そして育てている方というのはやはり自然と「自然体で」接し、暮らされているんだな~と思いました。

アメリカ人って「物質主義者」の権化みたいな人ばかりだと思っていたけど(少なくとも10年ほど前にアメリカの都市部に住んでいたときはそう信じていた私)、アメリカの将来、地球規模での未来、そして子供たち、その子供たちの未来の幸せを願い、現状を危惧し、「自分たちに何ができるか?」を考えている人たちがとても多いことに気がつきました。これについても書きたいことは山ほどあるのですが、体力の余っている日のためにとっておきます(ケチ)。そしてアメリカ人のすごいところは、「行動をおこす」ことです。彼らにとって、「困難」=「チャレンジ」ということです。

日本とアメリカ、それぞれの長所が長所をひきだしあって、世界規模での「平和」が実現できるようになったら素晴らしいことだと思います。ブッシュ大統領と小泉首相(どちらも支持率は急激に低下しているらしいですが)、もっと正しい方向に向かって、前向きに「チャレンジ」していって欲しいな、と一人思った私でした。

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2006/04/11

3つ目のOutside-in

最近、ヨガを始めました。

今ちょっと流行っているらしいピラテスではなく、正統派のジェントルヨガを、インドで博士号を取ったというインド人女性に教えていただいてます。まだ数回しか行っていないのですが、これがもう期待していた以上に効きました、私には!もともと陽性で心もカラダも「キュッ」としてしまいやすい私ですが、1時間ほどのヨガレッスンの後の開放感といったら!!基本はすべて「吸って、吐いて」、「のばす、ゆるめる」(どこかできいたような。。。)の2つの繰り返しが、筋肉だけでなく、気持ちまでもほぐしてしまうなんて、やはり長年受け継がれてきたシロモノだけのことはあります。

NYあたりで流行っているらしいピラテスは、より「ゴージャスなボディライン」(=セレブ系)を目指すものであるのに対し、ヨガ全般は「ストレス・マネジメント」、もう少し理解が深くなると「心と体の一体化」を目指すもの(=癒し系)としてとらえられているようです。結果、前者には若い女性が多く通い、後者にはそうでない人々が通う傾向となっています。私が行っているクラスでも、なぜか私が最年少(日本ではオバサンの部類でしょうが(涙)。。。)おかげでいろいろ世話をやいてもらえて、助かったりもしてますが。

Skeleton_1 マクロ的食事をすることで内側から心と体を磨き(→Inside-out)、同時に外側からも心と体をケアしていく(→Outside-in)、この2本立てが私にはとても心地よいです。ボディスクラブ、毎日のお散歩にプラスして、ヨガもライフタイムで続けていきたいと思っています。

ちなみにボディスクラブ、佳子先生のブログ(G-veggieでマクロビを)に詳しくかいてありますが、本当にオススメです。私も最初は「けっ。乾布摩擦アメリカ版じゃん。」くらいにしか思ってなかったのですが、半年ほど前に試しにやってみたら、もう病みつき。以前は化粧水→美容液→アイクリーム→モイスチャライザー→日焼け止め・・・とエンドレスに化粧品を使用していた私ですが、今では化粧水のみ。かつファンデーションも使わなくなりました。ラクだし、お金も時間も節約できます!

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2006/04/08

ルタバガ

時間がある時(ヒメの寝ている時)に、たくさんの方々のブログを拝見させていただき勉強させてもらっているのですが、すごく写真を上手に取り入れてデザイン的にも美しいブログのなんと多いこと!私もちょっと触発されてみました。

Feast1

と、いうワケでなんてことはない、ある日のウチの夕食です。

内容は:

1.麦+全粒小麦いり、土鍋炊き玄米ごはん

2.ブロッコリーのクリームスープ

3.あらめ、たまねぎ、コーンの煮物

4.五目野菜ソースonスイート&サワーテンペ

5.スプリングガーデンサラダ

6.ルタバガの浅漬け

7.Honey Tangerine 寒天ゼリー(写真に入れるのを忘れました。。。)

「ルタバガ」(Rutabaga)。。。耳慣れない響きですが、クリスティアナ・ターナーさんの「セルフヒーリング・クックブック」の中に登場していた日本人には未知の野菜です。と、思ったら日本では「カブハボタン」という名称があるらしく、家畜の飼料として使われているとのことです。

Rutabaga

名前が怪しいのでしばらく敬遠していたのですが、先日思い切って試してみました。最初はお味噌汁にしてみたら。。。なんてことはない、カブの味(笑)。身が黄色いぶん、白いカブよりはやや濃厚な風味ですが、パースニップ(Parsnip)ほどクセはないです。アヴェリン先生のクックブックをみていたら「ルタバガの浅漬け」なるものがでていたので、早速試してみたら、おいしい~♪ お醤油+水、個人的に好きな梅酢をちょっと入れて漬け込むこと数時間。大根の浅漬けよりも歯ごたえがあり、白カブよりもちょっと主張のあるカンジで、最近の私のお気に入りです。

アメリカの「Sexy」な野菜たち、これからもいろいろ試していこうと思ってます:)

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2006/04/06

肉を食べるか食べないか②

肉を食べるか食べないか① の続編です。

20年もマクロカウンセラーとしてのキャリアをもつGinat Riceさんが、なぜガンになったのか?サイト上でご経歴とともに自己分析が掲載されていたので、ご紹介したいと思います。

マクロを開始されたのは1980年、マサチューセッツのクシ学院にてレベルをすべて終了した後、九司先生のコンサルテーションのサポートなどをされていたそうです。1995年に母国イスラエルに戻り、そこでマクロ教室、コンサルテーション、マクロB&B、指圧、望診などを行い、長時間非常に気を張り詰めた状態で働かれていました。

1999年に右乳房の下にしこりを発見。最初は無視していたそうですが、痛みがひどく、病院で検査を受けることに。切除手術(検査目的)のあと、三ヶ月のインターバルをおいた計4回の化学療法を医師から薦められ、受けることに。

その間もマクロのコンサルテーションを受けたり、ヨガや瞑想のワークショップに通われていました。

なぜガンになったのか?Ginatの自己分析です:

1.そもそも陽性で生まれた彼女は、陽性の調理方(煮込みやベイク)に惹かれる一方で、バランスをとるために大量の米飴や豆乳、そしてマクロデザートを食べていた。

2.多忙さから、よく噛まずに飲み込むこともしばしばで、さらに夜中にスナックを食べたり、食事時間が不規則な毎日がつづいた。

3.ちょっと前からイライラしやすい、自分を抑えられない、等感情の起伏というからだからのサインがでていたが、無視していた。 

4.エネルギー循環、特に肝臓の循環が滞っていたのに気づかなかった。

5.イスラエルではアメリカほどバラエティーにとんだオーガニック野菜(特にkaleやCollardsといった葉野菜)が手に入らず、食事内容が偏っていた。

ヨガや瞑想とあわせ、食事内容もよりシンプルで塩分、オイルを減らし、かつ葉野菜を多めにとることを続けた結果、あと2回の化学療法を受けずに回復、現在に至るそうです。もちろん、再発の恐れがまったくないわけではないけど、心配しすぎるのは自ら再発を招くようなものだし、逆にガンになることで、精神的に成長できたし、カウンセラーとしてもっと自信をもって臨めるようになった、とコメントしておられます。

とても強いお方だと思いました。

たぶん、彼女は本名で何も隠さずにすべてを公表しています。その姿勢がすごいと思いました。たとえそれが隠したくなるようなことであっても事実は事実として認め、そこから何かを学ぶこと、それが次の世代への貴重な教訓になると同時に、発展・進歩にもつながっていくと思います。

マクロも常に変化しているものだと思います。収縮したり、拡大したりしながら。。。だから、彼女のように貴重な経験をされた方がそれを公表し、分析し、仮説をたて、検証していきながら、その時代時代に即したマクロにしていかないと、逆に危険なんじゃないかとフト思いました。

いつまでも桜沢先生が作り上げた「Zen Macrobiotic」理論をそっくりそのまま適用するのは、このストレス超過社会にはちょっと厳しいのかもしれないですね。戦後の日本でならよかったかもしれないですけど。。

ちょっとヘビーになってしまいました(疲)

私もヒメに追われてついつい「早食い」してしまいがちなのですが、明日からはしっかり噛むように気をつけようと思います。

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2006/04/05

春は排毒

今年もやってきました、排毒の季節。日本では花粉症の季節でもありますね。アメリカでは花粉症はないと聞いていたのですが、知りあいが「私は花粉症。あなたは?」と聞いてきたので、やはりあるらしいです。それも春に。

去年の今頃はまだ日本におり、排毒真っ最中で花粉症もひどく、それに輪をかけて1週間くらい微熱が続いたり、ガンコな便秘に悩まされたりとさんざんでした。今年はおかげさまで花粉症の症状はなく、概して順調な毎日を送っていましたが。。。

ある朝鏡をみてみると、なんだか顔全体が黄色く、ミョーに脂ぎっていて、かゆい。もともと日光過敏症の私は「また日光カブレかな」くらいにしか思ってなかったのですが、1週間後くらいに顔全体の薄皮がスルリとむけたかんじで、黄色味もとれ、なんだか赤ちゃんのようなみずみずしい肌があらわれました。

これも排毒?

思えば春は肝臓が浄化される季節。肝機能が低下すると黄疸があらわれることもあるらしいことを思い出し、ひょっとして冬に摂りすぎた脂肪分がベタつきとなってあらわれ、さらに酷使した肝臓からの堆積物が黄色味となって肌に現れたのでは??と一人納得してました。

ちなみにアメリカにはDandelion Greensという葉野菜があり、ちょっとした苦味があっておいしい!ここ数日ものすごおくこの野菜がおいしくて、ほぼ毎日さっとゆがいて食べてました。このDandelion Greens、実は「たんぽぽの葉」だったんですね。ああ、やはり体はすべて知っているのね、としみじみと思ってしまいました。

さらにここ数日、なんだかキンワやアマランスといった雑穀が食べたくてどちらかを玄米にまぜて食べていました。先日、KIの私の師匠(と勝手に呼んでいる)と話した時、「この2つの雑穀は春向きの、拝毒を促すもの」と聞き、そうかぁ~、とやはり一人納得していました。

自然とココロ、自然とカラダ、この強い相互影響力。それを全く無視して生きてきた今までの自分って、なんてムダな労力を消費していたんだろう。。。

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2006/04/04

食べたくないものを食べる苦しみ

ネット上でマクロ情報を集めていたところ、"The Macrobiotic Guide"というイギリスのサイトをみつけました。(www.macrobiotics.co.uk)全体的にデザインも構成もスッキリしていて読みやすく、ところどころにマクロ的「格言」がちりばめられていて、アメリカにはない、とてもヨーロピアンな香りのするサイトです。

その中にMacrobiotic Discussionsというページがあり、そのトピックの一つに「グウィネス・パルトロウがマクロを断念」という記事をみつけました。

グウィネス曰く、「ずーっと、とても厳しいマクロを実践してきたけど、アップル(彼女の長女)を妊娠したときにクレービングに勝てなくなった。妊娠中は玄米をまったく受け付けず、ビスケットばっかり食べていた。今も全粒穀物は食べるけど、チーズやベイクした小麦粉もたまに食べる。でも砂糖だけは避けているけど。」

Mmmm....

ハリウッドセレブをも苦しめるクレービングの恐怖。妊娠中は特に陽性になるから、厳密な玄米菜食を続けるのは相当キツかったことでしょう。。。私も妊娠初期は白米さえも受け付けず(当時はマクロはしていなかった)、そうめんとゆでたまごばっかり食べていた記憶が。

体にいいのはわかっているけど、食べたくない。体にわるいのはわかっているけど、食べたい。我慢できずに食べてしまって、今度は大反省。わかる、わかる。私もまったく同じ道を通りましたよ、グウィネス!クレービングとはアンバランスを教えてくれるからだからのサイン。って今は言えるけどねぇ。。。

マクロ歴2年、超陽性体質で生まれ、超陽性な環境・食生活の中で育ってきた私は、ものすごい量のおやつ、果物、スパイス(すべて陰性)を摂取してきました。結果、今度は陰性にかたよりすぎて多種多様なアレルギー、甲状腺疾患、花粉症など陰性症状を患ってしまい、常に体はだるく、水分過多で疲れた腎臓は私に常に不安感、悲観的なものの見方を与え、同時に荒れた肝臓はイライラしやすく、忍耐力のないサイアクな人間性をもたらしました。外資系化粧品会社に勤めながらも肌は常に荒れて、20代後半でもニキビと縁の切れない実にカワイソウな人生でした。

マクロをはじめてからもしばらくはコーヒーだけはやめられなかった。肉も魚も別に全く問題なくやめられたし、スイーツもマクロスイーツで十分満足だったけど、コーヒーだけは別格。穀物コーヒー、ブラックジンガーでは全然満足できない!!それと「腹八分目」を実行するのが相当キツかった。食べても食べてもお腹が空いて、もう狂わんばかりの日々(笑) 同時に原因不明な熱は出るし、湿疹、蕁麻疹、下痢、便秘、髪が抜ける、体がだるい、体重が減り続ける、などなど、様々なディスチャージがおき、正直、最初の1年半はマクロをはじめてしまった自分を恨みもしました。

未知な食事への移行 → 最初はおいしいのかどうかもわからない → 排毒 → クレービング → 外出しても食べるものがない → 家にこもって料理三昧(=ストレス) → ......

1st stage of Macrobiotics、この苦しみを通り抜ければ、そこには花が咲き乱れ、鳥が歌い、春風が頬をなでる桃源郷がまっている。。。。

今自分が桃源郷にいるのかは分からないけど、マクロを始めた当初よりは、そしてマクロを始める前よりも穏やかになった自分がいます。心理的、肉体的にも生きるのがずっとラクになったような気がします。生きていること、生かされていること、そして愛する家族や友達に囲まれていることに感謝している自分がいます。

まだまだ「ムっ」としたり「ウンザリ」したり気持ちの変動はあるので「幸福の7大条件」には必ずしもあてはまらないけど、まだまだこの不完全な自分がかわいらしく思えたりもします。

不完全ついでに、今ではたま~にコーヒー飲んじゃいます。いちおうオーガニックでもちろんミルクは入れないけど。穀物コーヒーでは得られない至福感。いやだけど仕方ないと思って飲む穀物コーヒーより、おいしいと思ってのむコーヒーの方が体にはいいに違いない、と勝手な解釈をつつ。

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2006/04/02

夏時間

今日からアメリカではサマータイムが導入されました。一時間時計を早めるカタチで、今日本との時差は13時間です。

それにしてもここは暑い!!!

2、3日前から気温は上昇し続け、連日25度~30度くらいで、春を飛び越えていっきに夏がきたかんじです。そんなわけで土鍋で炊いた麦まぜ玄米ごはんでさえも重~くて、明日からいったい何をたべたらいいのかアタマを悩ませています。   と、いうか食欲は気温の上昇とともに下降の一途で、うちのヒメサマ(2歳半)もフルーツ、寒天ゼリー、そうめん以外には手をのばそうとしません。

そこでハタを気がつきました。私って春、夏向けのマクロクッキングを全然してこなかったことに。。。昨年の夏は「自己流マクロ」のオソロシイ罠にはまりこみ、連日35度~40度の中ひたすら玄米ごはん(圧力鍋)を食べ、結果、一家全員を極陽性にしてしまった、ダメ主婦。幸いにもKIにてコンサルテーションを受けることができ、一家崩壊の危機は免れましたが。(大げさ?)その前はマクロを始めた直後で、とにかくマクロ本に従っていただけだったし。

日本のマクロ系クックブック(特に雑誌)を読んでいると、「陽性」がよくて「陰性」が悪いみたいな印象をうけがちじゃないですか??

どっちが「良い」とか「悪い」なんじゃなくて、要は「バランス」なんだということを、KIで気づかされ(眼からウロコでした!)、ここ半年ほど「バランス」重視の食事内容に変更。結果、私自身は限りなく中庸に近づき、うちのヒメも夫もやや陽性くらいに落ち着いてきました。日々のゆらぎはもちろんあるけれど。

しかししかし、明日の夕食をどうするか。

アヴェリン先生のMBクックブックでも読んでみよう。。。

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"Micro"biotics

またまたCyber Macroより。。。

"Macrobiotics"はそもそもギリシャ語に語源があるそうですが、英語に直訳すると「Big Life」、さらに日本語に直訳すると「大きな人生」にあたるのでしょうか?

「穀物菜食」というコトバよりも、もっとソフトで哲学的なカンジがしませんか?同時にやや宗教クサくもあるけど。。

そんな「大きな人生」を目指すマクロを実践しながらも、学べば学ぶほど、「小さな "Micro"人生」になってしまっている人が多い、というトピックをみつけました。アレはダメ、コレはたまにならOK、ソレはできれば避けましょう、でもあっちのレシピ本にはそのダメな食材つかってるよ。なんで?ダメなんじゃないの???

食材、調理方法を含む「食事」全般に固執するあまりマクロが、「制限だらけの食事法」としてとらえられがち。つまり、

1、圧力鍋で玄米を炊き

2、ミソスープをのみ

3、豆、海草を週に2、3回用い

4、寒天などをつかったデザートを週に2回くらい

という食事をしていればガンが治るらしい、

という非常にマイクロな食生活をしていればいいと思っている(誤解している?)マクロビアンも多いようです。

でもでも、コトはそんなに単純じゃない。

そんな食事をしていてもガン、その他の病気になるマクロ指導者も多いし、肉や乳製品、砂糖をガンガン摂ってきても100歳まで病気一つせずに生きている人もいます。「病気にならない」「病気を治せる」ことだけがマクロがもたらす利点ではないのかも。病気=ディスチャージ(排毒)、つまりからだからのメッセージの一つととらえ、病気さえもその「大きな人生」の中の一つとして考えられる高い精神性を得ること、それ自体がマクロの究極のベネフィットなのかもしれません。

マクロを極めていくと、病気になることも、死ぬことも自分で「選択」できるのかも?!自分の人生にとって、そして自分が愛する人々にとって何が一番の「幸福」なのかを見極め、それを実行できること、やはり「究極の自由」が待っているのかもしれません。

「病は気から」  - ならば「治癒も気から」と私は思います。

マクロはその手段の一つであって絶対ではないけど、本人がマクロで治すときめたのならば、体もその決断に応えてくれるのではないでしょうか?

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